RO|切妻屋根のある風景
作品名 |切妻屋根のある風景
主要用途|オフィス
建築面積|167㎡
竣工予定|Project
ユーザーの誰もがアクセス可能な共有性の高い領域を生み出すオフィスの計画である。敷地周辺には日本における普遍的な切妻屋根の風景が広がっている。
場面に応じてユーザーが変化するため、リビングやキッチンのような【行為を規定する単位空間】を解体し、様々なふるまいを許容する領域を複数計画する。空間認識のきっかけとなるのは【柱で囲まれた切妻の屋根型】であり、それら小さな領域が集まることで、ひとつながりのおおらかな建築が形づくられていく。領域の認識はユーザーによって異なるため、自身の求める空間をそれぞれが発見し、使いこなしていくことを【読み替えの作法】と名付けた。諸室はあえて明確に分節せず、様々な読み替えが可能になる場所を示すことで、【つくる想像力を使う想像力が上回る】ような原風景的空間創出を目指した。
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